Anger Jully The Sun 解散のお知らせ

Anger Jully The Sunより皆さまへ


日頃よりAnger Jully The Sunを応援してくださってありがとうございます。
Anger Jully The Sunから皆さまに、大切なご報告があります。
年内の活動を以って、Anger Jully The Sunは解散することとなりました。
最後のライブは、12月29日のZepp Sapporo「COLONY presents 札バン大忘年会2018」となります。
皆さまには突然のご報告となり、申し訳ございません。

以下、メンバーからのコメントです。
 


Vo.Gt 小竹森敬太
 
この度は急な発表になってしまい申し訳ございません。
賛否両論はあると思いますが、自分が思ってることを正直に話そうと思います。

僕は一番大切にしなきゃいけない人に愛を与えられず、右向けと言われれば、左を向く
自分でも自覚してるくらいめんどくさくて、どうしようもない人間です。
そんなどうしようもない人間の作る曲を好きと言ってくれる人は全国に確かにいた訳で、俺らのライブを楽しみにしてくれた人もいました。
解散が決まったここ数本のライブ、僕自身、ライブで嘘を言ったことなんて一回も無かった。
ただ、また東京来てくださいとか、大阪来てくださいとか言われる度に『また行くよ』と嘘をつく自分が嫌いすぎて近い距離にいる身内にさえ嘘をつき続ける日々が、ただ純粋に音を愛したのに音楽に悩むと言うよりは、人との関わり合いが本当に苦しかった。
このままフェードアウトしたらどれだけ楽だろうか、そういう風にも考えました。
でも勘違いして欲しくない事があります。
それは活力になっていたのは、紛れもなく自分たちの音楽を聴いてくれた人たち。
それが俺らの存在していた証であること。
だからこそこのモチベーションでライブ、活動をし続け、みんなには大変失礼な事をしてしまった。
心の底からお詫び申し上げます。

解散の原因としては、重大な事件があったとかそういうことでは無いです。
仲の良い友達から始まった4人。でもバンドをやる上でそれだけでは駄目でした。
色々な事が積み重なり、塵も積もれば山となるという言葉もある通り、そういう事なんです。
全員が一人間としてまだまだ甘かった。何もかも人のせいにしてしまう未熟な人間だった。
それが結論です。
 
僕らの音楽を好きでいてくれた方、ライブに足を運んでくれた方、僕らの事を気にかけてくれた関係者のみなさん、裏切る形になりまして、本当に申し訳ございません。

そして、裏切ってしまった人たちにできる事は、ただ一つでまた音を届ける事だと思います。
僕は人間としてもまだまだ成長して行かなければいけないし、自分自身を理解しきれてないです。
理想を掴みとる、ということは本当に難しい事です。
幸せを掴みとる、ということは本当に難しい事です。
何かを、誰かを憎んだとしても嫌ったとしても人は他者と関わっていかなければならない、それをやめたら一人ではなく孤独(ひとり)になるということ。
でも、自分にはありがたいことに音楽を聴いてくれる人、支えてくれる人、話を聞いてくれる人、味方でいてくれる人がいるということを知りました。
これから先、僕の事を覚えていてくれたなら少しだけ耳をかしてくれたら嬉しいです。

音楽を通して生じた悩みを消してくれたのは皮肉にも、音楽でした。
今まで本当にありがとう。
また会える日まで。
 


Gt 鈴木太一

何度も話し合った結果、5年間続けてきたAnger Jully The Sunとしての活動を終了することにしました。

思えば、ずっと家に篭って一人でギターを弾いていたあの自分が、バンドを組んで、いつのまにかライブをしていて、気づけば全国各地で活動するようになってました。あの時に、この選択をしていなかったら、こんなキラキラしたステージからの景色を、一生見ることはなかったと思います。ここまで出来たのは間違いなく応援してくれた皆様、バンド仲間、スタッフ、ライブハウス、関係者各位などの支えあってこそで、そしてその皆様に対して裏切るような形になってしまい、本当に申し訳ございません。

残りのライブは、勿論、今までの自分達を出し切りたいと思っております。
最後に、自分自身やり切れてない部分も正直あります。音楽はまだ続けたいし、ギターは一生辞めるつもりはないです。
ここまで音楽を好きになれたのも活動を通じて出逢えた皆様のおかげです。本当にありがとう。


Ba 岡崎真輝

この度、Anger Jully The Sunというバンドを年内で活動終了する決断を致しました。

突然の発表となってしまい本当に申し訳ございません。

バンド結成当初の音楽に対する純粋な気持ちは年月が経つにつれ、徐々に変化し複雑な状態となりバンドのバランスを保つだけで精一杯になっていました。
そんな100%に満たない気持ちで音楽を皆様に届けることは出来ないという結論になり、何度か話し合いを重ねた結果このバンドを終わらせることにしました。

地元の小さなスタジオで4人の同級生が初めたバンドは気付けばたくさんの人々に出会い、支えられてきました。音楽を通じて出来たかけがえのない仲間、協力してくれたレーベルの方々、何より僕らの音楽を愛し応援して下さった皆様、言葉では言い尽くせない程のサポートを頂き、僕らの励みになりました。そしてなかなか自分の思いを言葉では伝えられずにいた不器用な僕と一緒にバンドをしてくれたメンバーにも本当に感謝してます。

このご恩は今後も音楽で返していきたいと思ってます。
メンバーもまた別の音楽人生へ進んでいくと思いますので、それぞれの人生を応援して頂ければ幸いです。

残り数本のライブとなりますが全身全霊でやろうと思いますので最後までよろしくお願いします。
今まで本当にありがとうございました。
 
 


Dr 常本瑞貴

Anger Jully The Sunを応援してくださった皆様、そして支えてくださった関係者の皆様、急なご報告となってしまい本当にすみません。

僕らは全員地元が一緒で小中学校からの仲です。
高校の卒業ライブをきっかけに本格的にバンドを始めAnger Jully The Sunというバンドが始動して約5年、楽しいことばかりではなく、たくさんの苦しみを乗り越えて第一歩である全国流通という大きな経験をする事ができて改めて、僕らの音楽を聴いてくれている人、待ってくれている人がいるということを再認識しました。
 
本当にたくさんの人達に支えられてきたバンドだと思っています。ファンの皆様、バンドマン、関係者各位に恵まれ色々な経験ができ、たくさんの新しい出会いがあり、僕らを信じてついて来てくれるファンの皆様が居てくれたお陰で今の僕らがいます。
その一方で期待してくれたり、信じてくれていた方々を裏切るような形になってしまい本当に申し訳ないです。

Anger Jully The Sunというバンドを、この4人で出来た事は僕の人生の中でかけがえのないものです。残り数本となってますが今まで通り全身全霊を届けます。

最後になりますが、これからもドラムは続けていきます。
音楽で何かを伝える事が出来ればと思っています。
また絶対にライブハウスで。
出会ってくれて本当にありがとう。